2005-01-01から1年間の記事一覧

日常は文学になり得るか?

以前「純文学とは?」というようなことを書きまして、「日常=芸術」が現代の社会傾向であることを指摘したのですが、ふと、実験として僕の日常を綴ってみれば判るじゃないか、と思って実行。はたして僕の日常は文学になりうるのか。太宰の「正義と微笑」を…

正岡子規「子規人生論集」

随筆文は基本的に読まないのですが、時代背景などを探る為に古いものは読みます。「子規人生論集」からは、若くして故人となられた正岡子規の文壇を一層していく気概と、彼なりの人生観を読み取ることが出来、中々悪くない。正岡子規ファンなら必読。特に僕…

四月物語

岩井俊二の四月物語を鑑賞終了。都合の良い女子像、純朴で一途で恥ずかしがり屋で相手任せ、というような世にも奇妙なヒロインが登場する話で、岩井俊二は何故女の子を主人公にすると腐ったような映画を作るのでしょうかと思うも、彼が男だからということに…

思春期

思春期という小話を書かせて貰ったのですが、これが非常に何故だか好評でして、一部で盛り上がりを見せていたのですが、世の中にはまだまだ僕のあずかり知らない事があるのだな、と感じました。井の中の蛙大海を知らず、世界は広い。それでなんとなくアエラ…

LOVEはじめました

「Mr.Children」という、「Flipper's Guitar」を褒めたことだけが有名なアーティストがおりまして、僕は非常に彼らの音楽に頭が来ることが多いのですが、「LOVEはじめました」なる曲は非常に素晴らしいと思います。題名がまず駄目さ加減を表しているのですが…

安息日

安息日には何もしてはいけないという約束、遠い昔僕の前世が神様と交わした小さな約束、それを堅く守り続ける僕は素晴らしい人間だと思います、でもたまには空の下へ飛び出て世の中のあらゆる喜びを満喫してみたい、そんな感慨もあります。ということでビリ…

単なる日記

はてなダイアリー等と仰る既に腐り果てた蜜柑のような代物が、私にサブドメインなるスペースをさらに貸し与えてくれるというので日記を書くことにした。皆が少しづつ絶望していくようなそんな物を綴りたい。基本的に創作以外の至極詰まらない一日やら考えご…